やりすぎフェスタ


2010・7・27






去年は行かなかったので、初のやりすぎフェスタ。
私自身はロフトプラスワンやネイキドに定期的に足を運んでいるので歌舞伎町〜大久保界隈には慣れているけれど、メインの客層である若い女の子にはかわいそうなぐらいどうにも周りの雰囲気悪すぎる。キャバクラホストクラブラブホの乱立する繁華街を通らないとたどり着かない大久保公園。



勿論目当てはゲストのライセンス。そもそもこのライブが何をやるのか、ゲストがどれだけ出演するのかろくに分かっていない。公園内の全座長等身大パネルもグッズ売り場もライセンスものがないから華麗にスルー。久々に財布に優しいイベントだった。



テント会場なんて席も悪そうだし見づらそうだな〜と思っていたが入場すると空調もしっかり効いていて段差もあるしで結構快適。客席の暗さも良い。


舞台にカナリアの2人が浴衣姿で登場し挨拶。ゲストのライセンスについても少しだけ言及。何言ってたか忘れた。

劇は新喜劇というより神保町花月チック?まあストーリーはどうでもいいといえばどうでもいい内容。

ライはいつ出るのかないつ出るのかな何の役なのかなとうきうきしてたら物語中盤頃に登場。
2人そろってハイキングスタイル。井本の格好がかわいすぎて思わずキャーと叫んでしまったんだが、思ったより客の黄色い声少なかったので恥ずかしかった・・・。昼間にサマリー観てきたばかりなのでいつもより歓声がスムーズに出る仕様になっていてな。


出て早々からライセンスは見事なコンビネーションを発揮してボンの攻撃開始。去年のENJOYのネタ「はないちもんめ」でのヤス攻撃を彷彿させるこのいじめっこっぷり。それにつけても井本の関節技は長い。ボン「骨折れる骨折れる!!」と本気で叫ぶし顔も真っ赤になっていた。あの人はやっぱりちょっと頭おかしい。他に「オスかメスか確かめようぜ!」とボンのズボンを脱がそうとしたり、発想がまるで子ども。そしてそれがいい。
この部分は完全アドリブ、コンビ間での打ち合わせもしなかったらしいが気持ちいいほど見事な息の合いようだった。
どうやら他のゲスト芸人よりも舞台に長く居座るのが去年からのライのこだわりらしく(?)帰れ帰れと言われても中々ステージ上から動かない2人。ヲタ的には大変ありがたいサービスだった。もっと!もっと長く、というかもうずっと舞台上にいてくれていいのに!!と思っていたよ。


カナリア班にゲスト出演と聞いた時は新鮮味がなく残念に思ったが、結果的に乱暴横暴コンビネーションが観られたのは良かった。ジャルやピース相手にはあそこまで乱暴な振る舞いはできなかっただろう。ボンはつまらなかったけどライの餌食役としては格好のキャラだったのでいてくれて良かった!




劇終了後、トークのために出てきた井本と栗のちょっとしたやり取りに注目。栗を煽る井本?とりあえず栗が井本から距離をとろうとしているのはなんとなく分かったwZeppツアーではこの2人に注目して観てみようっと。ライブ中もっとヤスにも攻撃しかけてほしかったなー。


照明がいつもの舞台より暗かったことと、ビジュアルの対比となる後輩芸人がいたことでライセンスのカッコ良さは前日のよしプリより3割増しアップしていた。井本の衣装も大変かわいらしく眼福眼福。